小久保 孝弘
Tomarun interview！
素人だからできた努力
●脱サラして奥様の家業に就農
静岡県磐田市出身の孝弘くん、学生時代のほとんどを静岡県で過ごし、就職を機に田原市に来ることになります。学生時代に旅行関連の業種につきたくて大学から旅行関連の専門学校に進路を変えて「伊良湖ビューホテル（現在：伊良湖オーシャンリゾート）」でホテル業界に入り、12年間務めます。実はこの間に、現在の奥様と出会い、家庭を築くことになります。
●脱サラして就農を決意
奥様の実家は結婚当時は菊、ミニトマトなどを栽培、その後ファーストトマトとメロンを手掛ける生粋の農家。奥様が長女だったこともあり、婿養子として小久保家に入ります。ホテル業界で働く中、徐々に家業へ…という雰囲気になり、ホテルマンを辞めて就農を決意します。とは言え、「栽培が難しいファーストトマト、手のかかるメロン…ファーストトマトはロスが多く、メロンの苗をダメにするなど失敗が多かった。とにかく人に聞くしか方法がなかった。特に秀人くんのお父さんには世話になった。」と農業は素人、思い切った開き直りでとにかく必死に勉強されたそうです。そんな苦労もあって、現在では孝弘くんのアイコは周囲の方から「美味しい」と聞くことが多くなったことがうれしいと孝弘くん。
●普段の孝弘くん
現在は、水やりなどの軽作業をお母さんが、収穫と箱詰めは奥様と行う3人体制。現在は娘さんが嫁いでいるので、奥様とお母さんの3人暮らし。ヤクルトスワローズの小川泰弘選手「ライアン小川」が娘さんの同級生だったこともあって見れる機会があれば野球観戦が趣味。娘さんが同居していた頃はナゴヤドームや神宮球場に足を運んだり、後援会に入ったり積極的に応援しているそうです。
●若いみなみレッドメンバーに感謝
「若い人が中心にみなみレッドの活動で盛り上げてくれてありがたいと思っている。部会を含めて迷惑をかけないことで協力していきたい。」と今後もアイコ栽培をできる限り続けたいそうです。
