小久保 成章
Tomarun interview!自由人の自分がいい♪
●就農から現在まで
とまらん♪でイエローアイコを栽培しているのは2人、その1人のしげあきくん。
1985年生まれ、高校卒業後、名古屋の外国語専門学校で3年間、うちの1年間をオーストラリアで過ごしました。そのまま就農せずに自動車のディーラーの営業経験もあるというちょっと異色な経歴の持ち主。社会人として働いていた頃、過去のぎっくり腰からくる腰痛に悩まされ、やむを得ず療養のため職を離れ、リハビリのために実家の農家を手伝うようになりました。
実は、この時点で結婚、第一子もいたこともあり、そのまま就農を決意しました。そんなある日、お父様の紹介でつーくんに出会います、つーくんとともにその頃開催されていた勉強会のグループで5年間ぐらい農業の知識を深めていきます。
その後、なおさんなどとの出会い、みなみレッドへの参加など前向きにトマト栽培に向き合ってきました。
●原動力は…
いろいろな農家同士の出会いの中、アドバイスや意見を参考に、自分なりにアレンジしチャレンジするようになります。それなりに出資もあるし、失敗したこともありましたが、チャレンジが収入として結果が出ることが原動力になったとしげあきくん。現在もイエローアイコを2人で担うバイタリティもそんな原動力の一部なのかもしれません。
●普段のしげあきくん
現在、母屋に住む両親、奥さんとお子様3人の7人で生活するしげあきくん。普段は家族時間が中心です。これといった趣味もありませんが、突然、思いつきで子供を連れて遊びに行ったり、何かを始めてみたりとするそうです。基本的にドキドキワクワクすることで高揚する刺激が好きなそうです。
●根底にある考え方
しげあきくんは若い頃から「普通」とか「既存」ということが好きではなく、日本的な感覚に疑問を持っていて、1年の海外留学を決めたそうです。海外の色々な国の人の考え方や文化を知ったことで、自分の中の違和感が間違いではなかったことに自信が持て「自由でいいんだ」と思えるようになったそうです。
●海の近い田原「渥美半島」ならではの遊び
そんなしげあきくんですが、たまにこちらも思いつきではじめる「素潜り漁」はInstagramでも公開しています。大きな岩ガキをたくさん…終わったころにはヘトヘトになりますが、これも日々を楽しく過ごし、美味しいトマトの原動力になっているようでした。