尾澤 明敏
Tomarun interview!技術を上げて、収量アップを目指す!
栽培品目
尾澤 明敏
伊良湖支部・品質管理部
●少し遠回りして就農
福江高等学校普通科を卒業後、岡崎の愛知県立農業大学校に入学した明敏くん。田原では農家の息子ならば、渥美農業高等学校に進学するのが一般的な進学コース。実は進学前の見学であるカリキュラムを知り、「この学校には進学できない…」と進路を少し変更しました。
大学卒業後も、車好きが高じて自動車関連の会社に就職し13年勤めます。退職後、1年ほどして家庭を持っていたこともあり、ようやく30代前半に家業に入りました。
●スタートはファーストトマトとメロン
家業が大玉トマトとメロン農家だった両親の元、40代前半の頃に調理用トマトのカンパリ栽培をすると聞き、ミニトマトの経験もあったこともあり、中玉トマトのカンパリをメインにみなみレッドのメンバーとして挑戦することになります。その後、栽培品種がシンディに切り替わり、そのまま現在まで数少ない中玉トマトのシンディの生産者を続けています。
●普段の明敏くん
お父さんと奥様とお子様2人の5人暮らしの明敏くん。お子様が、年頃になり手を離れていることもあってなかなか家族みんなで過ごすことは少なくなりましたが、逆に普段の仕事が忙しく充実した時間を過ごせているそう。毎晩の晩酌が日々のお楽しみですが、時間が落ち着いたら、若い頃から好きだった車いじりを再開したいと明敏くん。やんちゃなカスタマイズから会社員時代の仲間の影響もあって、現在は正統派カスタマイズで趣味の時間を費やしたいそうです。
●みなみレッドのこと
栽培に関する情報共有ができる点や仲間の人数が増えて収量をまとめて市場に出せる安定感がある。アイコの栽培を考えたこともあったが、土耕でシンディを続けたいと笑顔が印象的です。